ドコモ光は申し込み後にキャンセル可能?料金や手続きを解説
光回線は案外簡単に申し込みできてしまうので、ふと思い立って申し込みをする方も多いと思います。
申し込んだ後、「やっぱり申し込まなきゃよかったな…」なんて考えてしまう方もいるのではないでしょうか?
実はドコモ光は申し込み後にキャンセルすることが可能です。
本記事ではドコモ光のキャンセルの方法や費用について解説します。
ドコモ光の申し込みを少しでも後悔している方は、是非本記事を参考にして下さい。
目次
ドコモ光申し込み後のキャンセル方法「初期契約解除」
ドコモ光の申し込み後のキャンセルは、「初期契約解除」という制度を利用して行うことが出来ます。
初期契約解除とは?
回線を提供しているNTT自体が行う、回線の開通をキャンセルする制度です。
新規契約でなく、転用の契約にも利用可能な制度です。
この制度を利用するには、
- 最寄りのドコモショップ
- ドコモ光サービスセンター(0120-766-156)
どちらかの窓口で手続きを行います。
後述しますが、キャンセルのタイミングによっては必要な手順が増えます。
ですが、まずは上記の窓口に「ドコモ光を申し込んだけどキャンセルしたい」と伝えましょう。
ドコモインフォメーションセンター(0120−800−000)に連絡してもよいですが、総合受付なのでオペレーターに繋がるまでのステップが多く、さらにかなり込み合っていて繋がりにくいです。
サービスセンターならばある程度目的が絞られているので、混雑が少なくおすすめです。
また、初期契約制度には適用条件があり、さらにタイミングによっては費用も発生するので、以下からそれぞれ解説します。
キャンセルの条件
初期契約解除を利用するための条件は、
「ドコモ光契約申込書」(開通のご案内)を受領してから8日以内であること
以上です。
ですがもし8日間以内に開通工事が終了していた場合は、行われた工事費用の請求があります。
キャンセルにかかる費用
初期契約解除を行うまでにドコモ光の導入工事が済んでいた場合、工事費用の支払わなければなりません。
料金種別 | 金額(上限) |
---|---|
契約料 | 800円 |
戸建住宅向けの工事費 | 25,000円 |
集合住宅向けの工事費 | 23,000円 |
工事費(無派遣) | 2,000円 |
夜間・深夜の割増料金 | 10,200円 |
土休日の割増料金 | 3,000円 |
上記は請求の上限額の表です。
例えば、戸建て住宅で土曜の深夜にドコモ光を導入した場合、
契約料800円+工事費25,000円+割増料金(10,200円+3,000円)
=39,000円
が最大で請求される費用となります。
もちろん上限額なので、各々の状況次第でもう少し安くなることもあります。
ドコモ光のキャンセルに必要な物
ドコモ光のキャンセルに必要な物を紹介します。
お客さまIDが記載された書類
本人確認のため、「お客さまID」もしくは「ひかり電話の電話番号」が必要になります。
それが記載されている開通のご案内や請求書を用意しておきましょう。
工事が済んでいる場合は工事費用
上でも紹介しているように、開通工事が済んでいる場合は工事費用が必要になります。
金額については前章の表をご覧ください。
5万円程用意があれば確実です。
キャンセルできない場合は「解約」
ドコモ光契約申込書を受領してから8日以上経つなど、初期契約解除の適用範囲外の場合は、キャンセルでなく「解約」手続きが必要になります。
ドコモ光の契約初期の解約には5万円程の費用が必要になります。
そんな高額請求は絶対に避けたいですよね。
「でもどうしてもドコモ光を解約したい」という方は、ドコモ光の解約金(違約金)でいくらかかるか?そして解約金をゼロにする方法を紹介した記事があるので、そちらをご覧ください。
キャンセルのタイミング別一覧表
ドコモ光をキャンセルする際の動きを、タイミング別に表にします。
状況 | 開通のご案内到着から 8日以内 | 開通のご案内到着から 8日以降 |
---|---|---|
導入工事 未完 | キャンセル可能 初期契約解除の手続きへ 工事費の請求は無し | キャンセル不可能 解約の手続きへ 工事費の請求は無し 違約金が発生 |
導入工事 完了 | キャンセル可能 初期契約解除の手続きへ 工事費の請求は有り | キャンセル不可能 解約の手続きへ 工事費の請求は有り 違約金も発生 |
・初期契約解除の手続き→ドコモ光サービスセンター 0120-766-156
・解約の手続き→ドコモインフォメーションセンター 0120-800-000
注意事項
初期契約解除についての注意事項を紹介します。
プロバイダの解約は大丈夫か?
ドコモ光(回線)のキャンセルをしても、プロバイダがセットで解約されない場合があります。
もしプロバイダ費用を口座引き落としにしていると、知らないまま費用が発生し続けてしまうかもしれません。
キャンセルの際はプロバイダの確認も行いましょう。
連絡無視でキャンセルには出来ない
申し込みは完了し、工事日が決定する前にキャンセルをしたくなった場合に、工事日決定の電話を無視していればキャンセル扱いになると考える方がいますが、それはキャンセル扱いにはなりません。
8日以内というのが重要なので、その瞬間はどうにかなっても、ふとした時に高額の違約金を請求されることがあります。
面倒でもちゃんと連絡は行いましょう。
「開通のご案内」が到着してから8日以内か?
よく条件の「8日以内」というのを、申し込みをしてからや、工事が済んでからと勘違いする方がいますが、「ドコモ光契約申込書」(開通のご案内)が自宅に届いてから8日以内です。
これを勘違いしていることによって、間に合うはずが間に合わなくなったり、キャンセル出来ると思い込んでて出来なくなることがあるので要注意です。
工事の状況はどうか?
ここまでで説明した通り、導入工事が済んでしまっていたら8日以内といえど工事費用を請求されます。
工事状況の確認はしっかり行いましょう。
利用中のひかり電話番号が利用できなくなるもしれない
すでにひかり電話を利用していて、ドコモ光に申し込みを行いキャンセルをします。
すると、初期契約解除後に他社サービスを利用するときに、利用中の電話番号を継続して利用出来ないことがあります。
状況にもよるので、番号変更が心配な方はドコモ光に問い合わせましょう。
まとめ
文中で何度も紹介しましたが、
「ドコモ光契約申込書」(開通のご案内)を受領してから8日以内であること
この一点を、ドコモ光のキャンセルの際は確認しましょう。
上記をクリアしていないと、そもそもキャンセル扱いにはできません。
もし、キャンセルが出来ずに解約の手続きが必要な場合は、以下の記事で解約の手続きについても紹介しているのでご覧ください。
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